CAFERES JAPAN 2026に「兆豊株式会社」が出展することで思ったこと、、、

CAFERES JAPAN 2026に「兆豊株式会社」が出展することで思ったこと、、、

CAFERES JAPAN 2026に「兆豊株式会社」が出展することで思ったこと、、、

日本の抹茶産業は今、中国の圧倒的な物量とクオリティの前に完全に包囲されている。

「いやいや、抹茶といえば京都の宇治でしょ」「中国産なんて安かろう悪かろうでしょ」と思っているそこのアナタ。完全に時代遅れです。今すぐその幻想を捨ててほしい。

今回は、カフェ・外食産業の展示会「CAFERES JAPAN」に出展していたある企業の動向から見えてきた、「日本の抹茶市場が直面している絶望的な現実」について解説していく。

それではいってみよう。

中国産抹茶の「圧倒的暴力」

まず、数字という絶対的な事実から見ていく。

現在、世界中で生産されている抹茶の約65%は中国産。すでに世界シェアの過半数を余裕でぶち抜いている状態なんだ。 お茶全体の生産量で比較するともっとエグい。日本の年間生産量が約7.4万トンなのに対し、中国は約300万トン。もはや大人と赤子どころの騒ぎじゃない。圧倒的な物量の暴力がそこにある。

広大な土地を使って、巨大農園で一斉に大量生産する。このスケールメリットの前では、日本の狭い農地でチマチマ作っている仕組みはどうやっても勝てない。これが現実。

「安かろう悪かろう」は過去の遺物

百歩譲って「量は負けても品質は日本が上」と言いたいところなんだけど、ここもすでに陥落しつつある。

かつては「中国産の抹茶なんて色が悪いし渋いだけ」と言われていた時代もあった。でも今は違う。 京都のプライド高き茶商たちが、名前を伏せて日本産と中国産の抹茶を飲み比べた結果、中国産のあまりのレベルの高さにショックを受けたという報道すら出ているくらいなんだ。

実際、CAFERES JAPANに出展していた「兆豊株式会社」のような専門商社が今、何を企んでいるか。 彼らは本来の主力である化学・プラント分野で培ったエグい調達ルートを使って、中国の大規模農園から「高品質で」「安くて」「安定した」抹茶を大量に日本に持ち込んでいる。しかも、世界基準の認証を取りまくった上で、日本国内で再検査までして安全性をガチガチに固めてきている。

「安くて美味くて安全」。 こんなものを持ち込まれたら、日本のメーカーやカフェが飛びつかないわけがないんだ。

主戦場は「茶道」ではなく「スタバ」

なんでここまで中国産が覇権を握りつつあるのか。それは抹茶の使われ方が根本的に変わったから。

今、世界中で爆発的に伸びている抹茶需要の正体は、茶室で着物を着てシャカシャカ立てる「お抹茶」じゃない。「抹茶ラテ」や「抹茶フラペチーノ」「抹茶スイーツ」だ。

カフェチェーンや食品メーカーが求めているのは、歴史ある茶畑で職人が手摘みした超高級品じゃない。「そこそこの美味さで、とにかく安く、大量に安定供給してくれる原料」なんだよね。

中国の抹茶ビジネスは、最初からこの「グローバルな飲料・スイーツ原料市場」に最適化されている。一方の日本は、歴史と伝統という足枷があるせいで、このボリュームゾーンの戦いに構造的についていけない。

完全に「戦う土俵」を間違えているか、あるいは最初からその土俵に上がることすら許されていない状態なんだ。

日本の抹茶が生き残るための唯一の道

じゃあ日本の抹茶は死ぬしかないのかというと、道は一つだけ残されている。

それは、「超・高付加価値化」に全振りすること。

工業的な大量生産の土俵で中国と殴り合っても1000%負ける。だから日本は「気候、土壌、数百年の歴史、職人の技」という、中国が逆立ちしてもコピーできない『文脈』に値段をつけるしかない。

中途半端な価格帯の「そこそこの抹茶」は全部中国産に駆逐される。生き残れるのは、1杯数千円でも世界中の富裕層がありがたがって飲むような「最高級の嗜好品」だけだ。

というわけで、次にカフェで抹茶ラテを飲むときは、その緑色の粉の背景にある「日中の熾烈な覇権争い」に思いを馳せてみてほしい。

とりあえず、CAFERES JAPANで直接話を聞いてみます。

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